SBI新生銀行(8303)
銀行とノンバンクの機能を併せ持つ総合金融サービス
(ブック・積極参加)(6)
前身は上場廃止した日本長期信用銀行。新生銀行からSBIの連結子会社へ
SBIグループの顧客基盤・チャンネルを活用した預金・集客力、預金規模と
貸出拡大により収益基盤が拡大。
住信SBIネット銀行との差が不明瞭でSBI経済圏に組み込む方針も投資家には
理解しにくく買いは集まりそうにない。
顧客基盤は旧長銀ネットワーク+法人・公共・高齢者・不動産など
“厚みのある客層”となるため地方銀行と同等と見ると投資妙味はなし。
実績(連結:2025.3):PER 15倍程度、予想(連結:2026.3):PER 13倍程度(HP)
都市銀、地銀、ノンバンクの中間に位置するため比較対象がむずかしい。
再生銀行のあおぞら銀行が比較対象とされている模様でややディスカウントされた印象。
住信SBIネット銀行の上場廃止により銀行再編が進む中(第4のメガバンク構想)、
SBIの描く成長ビジョンが投資家に理解されるかが初値を大きく左右しそう。
農林中金と資本・業務提携を結んでおり(親引け先として50億円上限)シナジー創出の期待も高い。
12/2 日経新聞によるとSBI新生銀行が再上場する際に、
政府系ファンドのカタール投資庁と米ファンドのKKRが出資。
カタール投資庁の出資額は約310億円、KKRは30億円 IPOで株式を購入することとなり、
これはメガバンク構想の進展に追い風となる強材料。
ブックビルディングは意外にも当選困難になるかも。
これにより初値予想も自然と引き上げられそうだ。
時価総額 約1.29兆円で今年最大。公開規模も巨大で再上場銘柄となれば
初値は期待できそうにないが、成長期待の高い"天下のSBI"と再生銀行が
同水準のPERで評価されている点は、かなり割安感があり判断を難しくしている。
ロードショウ後の決定仮条件価格は想定価格とほぼ一致しており、
この水準が初値の目安になりそう。派手な初値より注目されるのはその後の値動き。
JX金属に続く、今年2番目の巨大な公開規模となるため、店頭での当選難度は下がり
複数社に渡りトータル1,000株単位での割り当ても見込めそう。
ブックビルディング前から各社窓口担当者からのしつこいセールスが目立ったが
蓋を開けてみると、"完全抽選枠"で複数社合計1,000株なんてまず無理。
予想以上に人気は高く窓口でもせいぜい100株が精一杯(完全抽選枠分)という盛況ぶりだった。
共同主幹事となるSBI証券の"完全抽選枠配分"が野村より圧倒的に多く
100株申し込みするだけでも当選(補欠)はほぼ確実。
譲渡益はわずかなためチャレンジポイントは無駄に使わないよう注意したい。
しかし、予想に反し全体像としての結果は・・・
SBIでは1,000万円で500株補欠当選(ポイントなし)が関の山で、需要は想定よりずっと強かった。
12/12 まさかの補欠当選すべて繰上げ無し。初値予想はさらに強気。
ほぼすべてロックアップ(180日)がかかっている。
ストックオプションは合計: 8,454,200株。すべて2028年から行使可能で売りなし。
取締役メンバー、執行役員中心に多量発行。
総売出株式数 133,000,000株のうち
国内売出し: 43,645,000株・海外売出し: 89,355,000株の予定から
国内売出し:43,645,000株 →30,880,000株/海外売出し:89,355,000株→102,120,000株に変更
(12月8:第二回訂正目論見書)
想定仮条件: 1,440円 / 仮条件: 1,440~1,450円 / 決定価格: 1,450円
公開規模: 約 3,676億円(OA込)・時価総額: 約 12,895億円。流動性(浮動株OR):28.5%
初値予想: 1,600円~ 1,700円
ホームページ:
https://www.sbishinseibank.co.jp/
====類似銘柄 PER====
あおぞら銀行 14倍
りそな 15倍
スルガ銀行 11倍
オリエント 14倍
オリックス 10倍
====各社 割当・当選人数目安(完全抽選枠・国内分縮小:12/8変更)====
SBI 160,000株
野村 38,000株
みずほ 8,000人
ゴールドマン 0人
日興 12,000株
BofA 0人
大和 11,000株
岡三 3,200株
三菱 600人
松井 4,000人
コスモ 350株
極東 0人
Jトラスト 100人
東洋 0人
水戸 0人
むさし 100人
※複数株当選可能なため複数株当選する可能性の高い証券会社は完全抽選枠の割当株数 概算
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