KOKUSAI ELECTRIC(6525)ipo目論見書

半導体製造装置の開発・製造・販売・保守


(ブック・不参加)(3)

半導体製造プロセスの前工程(成膜)の製造・販売が主要事業。
会社の資金調達はなくすべて売出しでVCが占めるVCの現金化イベント。
公開規模も大型で初値は期待できそうにない。
加えて売上減少予想かつTOB銘柄となれば公開価格割れがほぼ確実。
9月上場のジェイ・イー・ティ(半導体洗浄装置)は公開価格を割れ下げ止まらない。


実績(2023.3):PER 11倍程度、予想(2024.3):PER 22倍程度(HP)。
同業他社と比べるとかなり割高な印象もネガティブ材料。
公開規模が大きいため当然のことながら複数株取得可能で窓口当選確率は100%。


ほぼすべてロックアップ(180日)がかかっている。
投資ファンドが大株主として占めているため、
ストックオプションは役職員中心に多量発行。合計:7,971,198株。
すべて権利行使可能期間でかなりのボリューム。発行済株式総数の3.4%に相当。
実質無料ストックオプションは全体の23%を占める。


想定仮条件: 1,890円
公開規模: 約1,279億円(OA込)・時価総額: 約4,355億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):29%
初値予想: 1,800円~1,900円
ホームページ: https://www.kokusai-electric.com/


====類似銘柄 PER====
ジェイイーティ  12倍
AIメカテック  17倍
テクノフレックス 16倍
日本電子材料   13倍
山一電機     18倍
シキノハイテック 26倍
エブレン     8倍


====割当株数:OA・売出し株含む(海外配分含む)====
野村    15,363,300株(14,700人)
日興     6,439,800株(6,200人)
みずほ    3,556,300株(3,400人)
三菱     3,556,300株(3,400人)
大和     576,700株(550人)
東海東京   480,600株(455人)
ゴールドマン 480,600株(0人)
委託販売    2,000株(?人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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