ナルネットコミュニケーションズ(5870)ipo目論見書

車両管理・メンテナンス管理事業


(ブック・不参加)(2)

車両管理における点検・車検・修理等のメンテナンス管理部分を
一括で受託する事業が中核となりリース期間に合わせて
メンテナンス管理業務を受託する安定した事業基盤。
地味な事業で成長率も低く公開規模も大きいため公開価格以下と確実視。
会社の手取概算は6千万円程度、残りは全てVCが売出しで放出するエグジット案件。


規模の大きいVCエグジット案件は公開価格割れが続いているため不参加が賢明。
主幹事の当選確率は完全抽選枠で80%近く(窓口当選100%)と高い結果に
多くの個人投資家が公開価格割れが続く背景を理由に抽選参加を見送った模様。
主幹事以外は配分が少ないため当選は困難。
セキュリティ銘柄が公開価格割れしてラーメン屋が買いを集める現在IPO市場は異常事態。
もはやITセキュリティは衰退産業?
公開価格決定の新制度は敬遠され一気にIPOから資金が逃げ堅調な主力市場に移動した印象。


実績(2023.3):PER 10倍程度、予想(2024.3):PER 16倍程度(HP)。
保守・管理・メンテナンス辺りの銘柄と比べると割高でディスカウントなし。


継続保有も含めるとすべてロックアップ(90日・180日)がかかっている。
1.5倍を超えると売出しで放出した残りも含め
全体を占める20%近くのVCのロックアップが解除。


ストックオプションは合計:219,000株。発行済株式総数の4.2%に相当。
すべて2025年から行使可能で売り圧力無し。


想定仮条件: 1,180円
公開規模: 約31億円(OA込)・時価総額: 約63億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):49%
初値予想: 850円~1,050円
ホームページ: https://www.nal-mt.co.jp/


====類似銘柄 PER====
日本エコシステム 8倍
オートウェーブ  8倍
ウイルプラス   7倍
日本リビング保証 19倍
暁飯島工業    7倍
イチネン     7倍
ヤシマキザイ   52倍


====各社割当株数:OA・売出し株含む====
みずほ 2,321,200株(2,200人)
安藤   45,900株(40人)
コスモ  45,900株(40人)
岡三   45,900株(40人)
SBI   45,900株(200人)
東海東京 45,900株(40人)
野村   45,900株(40人)
三菱   45,900株(40人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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