JX金属(5016)ipo目論見書

半導体材料、情報通信材料の製造・販売


(ブック・中立)(5)

半導体材料と情報通信材料が中心となる非鉄金属メーカー。
その他、機能材料事業、金属・リサイクル、資源事業。
生成AIの旺盛な需要から半導体メーカーが急成長していることを背景に
主力製品の売上急拡大をアピール。
人気の業態である半導体設計や製造・開発ではなく ただの"素材メーカー"


実績(連結:2024.3):PER 8倍程度、予想(連結:2025.3):PER 15倍程度(HP)
半導体関連の卸や非鉄金属の素材メーカーと比べると適正価格の範囲。
高度な技術を有するメーカーと比べると割安な印象。
派手な値動きは期待できず、ネットの完全抽選枠で1単元当選しても意味はない。
各支店窓口にて1,000株以上からベットする銘柄。


2024年から2025年の売上高が半減(当期純利益も半減)しているのは
株式譲渡に伴う持分法適用会社化によるもので
成長が止まり利益激減 PERが昨年期と比べ2倍近くも割高になっているわけではない。


OAも含めると国内割当:374,453,900株、海外割当:160,480,200株。
国内割当が充実しているため複数株当選容易な見通し。
当然のことながら 東京地下鉄を超える規模のためトータル1,000株以上の当選は確実な結果に。
大型のIPOは主力市場の影響が大きく、米国株の急落から当選・補欠ともにキャンセルが多くみられる。
主力市場の下落に歯止めがかからず低迷が続けば、公開価格割れも十分視野に。
同時期に募集されたゆうちょ銀行(3/17受渡)のPOが公開価格を下回らず波乱なく無事通過したことは好材料。


すべてロックアップ(180日)がかかっている。
株主はENEOS 1社だけ。公開株はすべて既存株主の放出のみで会社の調達資金なし。
ストックオプションもなく売りは皆無。


想定仮条件: 862円 / 仮条件:810-820円 / 決定価格: 820円
公開規模: 約 4,611億円(OA込)・時価総額: 約 8,003億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):58%
初値予想: 810円~835円
ホームページ:  https://www.jx-nmm.com/


====類似銘柄 PER====
イーディーピー -倍
三菱マテリアル 8.5倍
DOWA    9倍
イビデン    21倍
大日本印刷   12倍
AGC     12倍
ステラ     18倍
HOYA    34倍
日本電子材料  11倍
山一電機    9倍
エブレン    10倍
シンデン    9倍


====各社割当株数:OA・売出し株含む (国内割当)====
大和  225,160,800株(220,000人:大和コネクト込)
みずほ    48,748,800株(47,000人)
三菱     14,594,200株(14,000人)
モルガンスタ 639,800株(0人)
JPモルガン  6,093,600株(0人)
野村     48,748,800株(47,000人)
日興     25,897,800株(25,000人)
水戸     914,000株(0人)
めぶき    304,700株(0人)
SBI     1,218,700株(5,800人)
楽天     1,218,700株(12,000人)
マネックス  914,000株(8,800人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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