ノイルイミューン・バイオテック(4893)ipo目論見書

がん免疫療法の研究開発


(ブック・中立)(5)

山口大学発バイオベンチャー。売出しなし(VC放出なし)。
調達資金の使途は研究開発費と運転資金に使われることは好印象。
パイプラインはまだフェーズ1段階のものばかりで上市までは遥か遠い。
同業他社と同様に黒字化も遥か先。
ロックアップ解除や多量の株券発行による資金調達の恐れもあり長期保有は避けたい。


実績・予想(2020.12-2023.12):PER 赤字(2023年は赤字倍増で急拡大)。
直近IPOの買い意欲次第で初値が決まりそう。
公募割れが出現して選別色が強くなった現状では公開価格割れも十分視野に。
公開価格を割らなければ御の字。


2月に上場延期してからわずか数か月で公開規模(調達資金)が半分以上減少、
バイオベンチャーのどんぶり勘定を露呈するかたちとなり
規模縮小は反対にネガティブなイメージが強まった印象。


ほぼすべてロックアップ(180日)がかかっているため売りなし。
反面、ストックオプションは合計:2,842,000株。発行済株式総数の6.6%に相当。
ほぼすべて権利行使可能期間でかなりのボリューム。役職員中心に多量発行。


想定仮条件: 720円/公開価格:740円
公開規模: 約30億円(OA込)・時価総額: 約311億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):10%
初値予想: 700円~800円
ホームページ: https://www.noile-immune.com/


===類似銘柄 すべて赤字===
ペルセウス
オンコセラピー
ナノキャリア
リプロセル
リボミック


===割当株数:OA・売出し株含む===
日興  1,776,100株(1,700人)
SBI    123,100株(545人)
野村    65,400株(60人)
みずほ   65,400株(60人)
東洋    7,600株(0人)
コスモ   7,600株(71人)
あかつき  7,600株(0人)
丸三    7,600株(0人)
極東    7,600株(0人)
マネックス 7,600株(71人)
岡三    7,600株(71人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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