キオクシアホールディングス(285A)ipo目論見書

メモリーの開発・製造・販売・グループ会社の経営戦略策定・管理


(ブック・不参加)(5)

主としてマイクロSDなど携帯、パソコン等のフラッシュメモリーが中心。

延期前の市場放出額から大きく下げられたため(半分以上)時価総額も1兆円以下。
東芝の損失を穴埋めするためファンドに売却された東芝メモリー
IPOは米ベインキャピタルと東芝の現金化イベント。

上場で調達した資金の一部は生産能力増強のための設備投資に充当。
しかし、会社の調達資金は全体の30%のみ。

23-24年3月期にメモリー市況の悪化により2年連続の最終赤字。
予想(連結:2025.3):PER 13倍~9倍程度(HP)
事業環境が短期間に大きく変化するため当期利益は幅が持たれている
フラッシュメモリーは中国・韓国・台湾に技術・投資・シェアいずれも負けた言われ
今後の成長イメージは無く初値は期待できない。

厳密には日本での類似比較対象銘柄は無し。
海外の同業他社も同じく業績が大きく変化するため割安・割高の判断はPERではできない。
前回強気のIPOとは状況が一変、今年最大規模のIPOとはならず(時価総額では今年最大規模)。
半導体メモリー市況が悪化したため、先行きの見通しを鑑み仮条件は割安に。

※ 12/2 米政府が中国向け半導体関連輸出規制を強化したためさらに不透明に。
※ 仮条件の上限で決まらずブックビルディングは活況とまで至らなかったため初値は期待薄。
※ 主幹事 三菱の完全抽選枠(ネット)は100%の当選確率となった、他幹事では補欠当選100%
 窓口での複数株当選も100%となったが、複数社に渡ってトータル1,000株単位の完全抽選枠当選は
 不可能で公開価格割れが確実視できるほどの不人気とはならなかったが公開価格割れの可能性はさらに高まっている。

ほぼすべてに180日のロックアップがかかっている。
その反面、ストックオプションは合計:12,465,420株。発行済株式総数の2.4%に相当。
子会社も含め役員中心に多量発行。
行使価格が高めのため(1,667円と2,000円)しばらくの間は行使できそうにない。

国内売出:17,286,500株 / 海外売出:33,093,600株 (募集予定通り変更なし)

想定仮条件: 1,390円 / 仮条件:1,390円~1,520円 / 値幅: ~1,824円 / 決定価格: 1,455円
公開規模: 約 1,150億円(OA込)・時価総額: 7,492億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):15%
初値予想: 1,440円~1,475円
ホームページ: https://www.kioxia-holdings.com/


====類似銘柄 PER====
サムスン電子 16倍程度(予想PER)
ルネサス   -倍
東京エレク  20倍

====各社割当株数:OA・売出し株含む(国内割当分)====
三菱   19,120,000株(16,000人)
モルガン  438,300株(0人)
野村    8,767,200株(8,000人)
BofA    647,400株(0人)
日興    7,012,200株 (5,800人)
みずほ   6,643,100株(6,000人)
大和    5,720,500株(5,000人)
SBI    738,100株(3,900人)
楽天    184,500株(1,700人)
松井    184,500株(1,200人)
マネックス 184,500株(1,700人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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