トライアルホールディングス(141A)ipo目論見書

ディスカウントストア、スマートショッピングカート開発・運用保守


(ブック・積極参加)(6)

生鮮食品を主としたスーパーセンターを全国展開。
田舎にもIoTデバイスを活用した決済システムを積極的に導入しているところが特徴。
1号店開店以来売上増・23期連続増収で予想も堅調。
昨年4月、上場延期後も連続増収を達成。


成長が期待されるリテールAI事業ではレジ待ち時間短縮に積極投資。
他社からの利用料・ライセンス料も得ている(赤字事業)。
その他、不動産、リゾート施設も運営しているがこちらも赤字事業。
販売実績は小売事業が99%以上(2021.7-2022.6)占めているため
比較対象はただの小売業スーパーマーケット。


実績(連結:2023.6):PER 23倍程度、予想(連結:2024.6):PER 17倍程度(HP)。
業務スーパーなど大手と比べるとややディスカウントされた印象。
時価総額が大きい銘柄と比べるとかなり割安な印象もあり積極参加。
調達資金が巨額で初値は抑制されそう。
大型IPOでは中・長期投資で大きく上昇している銘柄が目立つため
公開価格近辺では買いが集まりやすい。
延期前と比べ公開規模が183億円も下がったため公開価格割れは回避できそう。


大型IPOのため1,000株単位で複数株当選容易な結果に。
当選困難なコネクト証券(主幹事大和の子会社)で家族全員当選したことはかなりの懸念材料。
※想定以上に複数株当選容易だったため初値予想を低めに訂正。


ほぼすべてロックアップ(180日)がかかっているため売りなし。
ストックオプションは合計:1,897,800株。発行済株式総数の1.9%程度。
全体の40%近くがすでに権利行使可能期間でかなりのボリューム。
執行役員と子会社取締役メンバー中心に割当て。


想定仮条件: 1,550円
公開規模: 約407億円(OA込)・時価総額: 1,843億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):22%
初値予想: 1,700円~1,850円
ホームページ: https://trial-holdings.inc/


====類似銘柄 PER====
神戸物産      38倍
大黒天物産     27倍
JMホール     12倍
アイスコ      14倍
関西フード     39倍
マックスバリュ東海 16倍
アオキスーパー   66倍


====各社割当株数:OA・売出し株含む====
大和  7,679,400株(7,400人)
三菱  1,105,100株(1,050人)
モルガン  28,300株(0人)
シティ   283,300株(0人)
野村    354,100株(340人)
みずほ   354,100株(340人)
SBI    354,100株(1,570人)
FFG    212,400株(0人)
日興    70,800株(65人)
マネックス 70,800株(670人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
 その他、2,000株については全国の金融商品取引業に委託販売(ネット専業含む)
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