PHCホールディングス(6523)ipo目論見書

ヘルスケア機器、サービスの開発・製造・販売


(ブック・不参加)(4)

電子カルテから検査機器・測定システムなど幅広い領域をカバーする
トータルヘルスケアソリューション事業。

もともとはパナソニックの事業部門が独立してVC(ファンド)の巨額投資により
M&A、事業買収を通じて世界規模で事業拡大。調達資金も桁違いに大きく
初値が飛ぶようなことは期待できない。
市場放出される株の90%近くはVCの売出しが占め、上場は現金化イベント。
売上も鈍化傾向。成熟した巨大IPOの参加は見送りたい。


実績(連結:2021.3):PER 27倍、予想(連結:2022.3):PER 34倍程度(投げ込み)。
医療機器卸と比べると割高。医療電気機器銘柄と比べると適正価格。
仮条件は最下限で決まり大手と比べるとやや割安な印象に(決定価格:3,250円=PER:29倍)。
電子カルテ等の情報・通信(医療)関連銘柄と比べると割安。


ほぼ100%近くに180日のロックアップがかかっている(売出し放出分も含む)
その半面ストックオプションは合計:5,784,179株。
すべてがすでに権利行使可能期間でかなりのボリューム。
取締役メンバー、監査役、執行役員中心に多量割り当て。


想定仮条件: 3,700円
公開規模: 約1,977億円(OA込)・時価総額: 約4,520億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):44%
初値予想: 3,000円~3,350円
ホームページ:https://www.phchd.com/jp/


====類似銘柄 PER====
オリンパス  31倍
横河電機   31倍
大研医器   20倍
シップヘルス 22倍
コニカミノ  15倍
オルバ    10倍
レオクラン  16倍
カラダノート 65倍
テルモ    42倍
ソフトマック 20倍


====割当株数(国内分OA+売出し株含む)====
日興     6,810,600株(6,500人)
三菱     2,019,700株(1,920人)
野村     1,346,500株(1,280人)
みずほ      882,100株(840人)
BofA        69,600株(0人)
ゴールドマン    69,600株(0人)
モルガン      69,600株(0人)
SBI        65,000株(290人)
楽天       65,000株(310人)
マネックス    32,400株(310人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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