楽天銀行(5838)ipo目論見書

ネット銀行


(ブック・積極参加)(6)

前身は2001年開業の「eBANK」ネット銀行。2008年楽天と資本業務提携。


楽天モバイルの巨額赤字穴埋めの上場。資金調達を急いでいるためか
上場は延期せず世界金融システム不安の渦中で上場。


住信SBIネット銀行が多量に当選して公開価格割れも不安視される中で
強気の仮条件でディスカウントなしだったが仮条件は大幅に下げられ
一足先に上場した住信SBIネット銀行に寄り添う仮条件で決定。


実績(連結:2022.3):PER 15程度、予想(連結:2023.3):PER 11.5倍程度(HP)。
想定仮条件 上限からのPERは住信SBIネット銀行と同程度(予想で比較すると割安に)。
肝心な銀行の信用が揺らぐ中、積極的に買われる雰囲気ではないため見送りが賢明。


仮条件は想定価格から大きく下げられ1,300円~1,400円に決まる。
住信SBIの公開規模600億円レベルと比べるとまだまだ多い。
仮条件1400円で算出すると公開規模:895億円/時価総額:2,380億円・PER:9倍程度となりやや割安に。
住信SBIネット銀行が上場後も株価堅調で株価は右肩上がり。公開価格割れは回避されそう
*当選確率は 100%で複数株(1人当たり総計1,000株程度までは)当選容易。
*補欠繰上げ当選は 70%と低下(米国で突然の破綻で強まった世界的な銀行不安が緩んだため)。


100%楽天グループが保有。ロックアップ(180日)はすべてかかっている。
ストックオプション制度もなく売りは皆無。
予定= 国内売出株式数:28,363,400株/海外:25,587,900株
決定= 国内売出株式数:21,966,400株(減)/海外:31,984,900株(増)


仮条件:1300~1400円/決定価格:1400円。
初値予想:  1,400円~1,500円
想定仮条件: 1,630~1,960円/以下、1,795円で算出。
公開規模: 約1,148億円(OA込)・時価総額: 3,052億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):40%
ホームページ:https://www.rakuten-bank.co.jp/


====類似銘柄 PER====
住信SBIネット 10倍~14倍(2023/3・4月の間)


====割当株数:OA・売出し株含む====
大和    11,619,500株(11,100人)
三菱     4,623,600株(4,400人)
楽天     4,403,400株(4,200人)
みずほ    3,742,900株(3,600人)
野村     2,752,100株(2,600人)
日興     2,642,000株(2,510人)
ゴールドマン 1,651,200株(0人)
マネックス    275,100(2,600人)
松井       275,100(1,900人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
=IPO初値予想一覧に戻る=

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