アウトルックコンサルティング(5596)ipo目論見書

コンサルティングサービス


(ブック・不参加)(3)

企業の管理会計・経営管理分野に専門特化。
売上高(2023.3)の65%はコンサルティングで35%はシステム関連。
独自の経営管理システムを導入するため経営会計システム辺りが比較対象。
業績は堅調でも成長率は低めで初値は期待できそうにない。


実績(2023.3):PER 22倍程度、予想(2024.3):PER 19倍程度(投げ込み)。
企業向けのシステム開発はばらつきがあるため比較対象が難しい。
コンサルティング事業と比べるとディスカウントされた印象で積極参加。
経営会計システム系と比べると適正価格。


ここ2-3年IPOした関連銘柄は業績が悪く上場ゴールに近い。
急成長する銘柄も出現していないため買いは手控えられそう。
当選は容易な結果となり、主幹事の完全抽選枠で当選確率80%
複数社 複数株 当選容易な結果となったため公開価格割れが十分視野に。
現在IPOから資金が撤退気味。地味な業態は公開価格割れが続いている
さらに同社は公開規模が大きいことから公開価格割れリスクは加えて高め。
毎回当選困難で高倍率のマネックスでの申し込みがいまいちで補欠当選も含め当選容易だったことは
かなりのインパクト、多くの個人投資家がBB申し込みを見送った模様。


継続保有も含めるとすべてロックアップ(180日)がかかっている。
1.5倍を超えると株主トップのVCがロックアップ解除。
1社のファンドが大株主トップで半数近くの持ち株を売出しで一気に放出する出口案件。
会社の上場による調達資金はわずか8千万円程度(差引手取概算)。


ストックオプションは合計:101,016株。来年から権利行使可能で早期売却のリスクなし。
取締役メンバー中心に多量発行。


想定仮条件: 2,000円/仮条件: 1,700円~1,800円/決定価格: 1,800円
公開規模: 約43億円(OA込)・時価総額: 約71億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):61%
初値予想: 1,650円~1,800円
ホームページ: https://www.outlook.co.jp/


====類似銘柄 PER====
オービーシステム  11倍
イメージ・マジック 66倍
ハイブリッドテクノ 46倍
コマースOne   15倍
ライズ       21倍
フロンティア    26倍
エル・ティー・エス 25倍
ベイカレント    26倍


====各社割当株数:OA・売出し株含む====
日興 2,015,800株(1,920人)
三菱    27,900株(25人)
マネックス 22,300株(210人)
SBI    13,000株(57人)
丸三    13,000株(0人)
楽天    13,000株(120人)
コスモ   9,300株(8人)
岡三    9,300株(8人)
松井    9,300株(65人)
水戸    9,300株(0人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
=IPO初値予想一覧に戻る=

各社目論見書全文検索

ニュース速報や社会問題となっているキーワードなどを入力して関連銘柄を検索。
部分一致検索に対応していますので全文でなくとも検出します。

(例)
"鳥イン"と入力すると「事業リスク等」の項目から
「鳥インフルエンザ」のリスクについて記載されている目論見書を抽出します。