タイミー(215A)ipo目論見書

短期・短時間の日雇い労働仲介サービス


(ブック・積極参加)(6)

「今時間が空いている人」と「今働いてほしい人」が簡単にマッチングできることができる
スキマバイトアプリ「タイミー」を運営。
単発、短時間 スポットワーク(雇用型ギグワーク)メイン。
仕事検索から給与振り込みまでオールインワンで提供。
数多くあるすき間バイトアプリの中ではトップシェア。
政府が進める働き方改革によって多様な働き方が広がる中「ギグワーク」という
新しい働き方が注目を集め副業として始める人も多い。


ライバル企業も続々と参入する中、競争激化で今後の成長は抑えられそう。
昨今マッチボックスが参入するがタイミーの市場規模には太刀打ちできず惨敗
グッドデザイン賞を取るだけで精一杯。後発組は総じて出遅れている。


社長・VC・エンジャパン・サイバーエージェントが売出しで多量に放出する出口案件。
会社の調達資金は0円。放出額も多く初値は期待できない。


実績(2023.10):PER 70倍程度、予想(2024.10):PER 56倍程度(HP)
決定価格:1,450円で算出すると予想(2024.10):PER 61倍程度。
ネットを軸としているため人材紹介サービスと比べるとかなり割高。
すでに"日雇い労働専業IPO"の目新しさ、売上を伴う急成長も織り込み済みでかなり割高。
割高な仮条件は伸びしろが感じられず買いは手控えられそう。

※国内売出株式数4,499,200株/海外売出株式数27,811,600株に決定。
 ブックビルディングは活況で そもそもほとんど海外向けに配分
 国内割当は少なく当選困難な結果に。ネットでは複数株当選はできなかった。
 主幹事大和で当選確率(完全抽選枠)は30%程度(補欠当選後の落選は90%)、コネクト5%程度
 窓口で100株だけ当選するので精一杯。
 当選困難だったため公開価格割れは回避されそう。


ほぼすべてロックアップ(180日・360日・6年)がかかっている。
その反面、ストックオプションは合計:14,265,000株。発行済株式総数の15%に相当。
全体の90%近くはすでに権利行使可能期間。取締役・役職員中心に多量発行。
社長は売出しにおいて全体の9%近くも大放出しているため追加で行使するとは考えにくい。


想定仮条件: 1,230~1,430円/仮条件:1,350~1,450円/決定価格:1,450円
初値予想: 1,500円~1,600円

公開規模: 約 493億円(OA込)・時価総額: 約 1,260億円(平均価格:1,330円で算出)
OA込株式流動性・浮動株(OR):39%
ホームページ:  https://timee.co.jp/


====類似銘柄 PER====
リクルート  40倍
メドレー   39倍
ディップ   17倍
じげん    15倍
アトラエ   21倍
クックビズ  12倍
シンクロ   16倍
キャリアイン 23倍


====各社割当株数:OA・売出し株(国内割当のみで海外除く)====
大和  6,801,700株(6,300人)
三菱  1,443,500株(1,200人)
モルガン 586,700株(0人)
野村   156,600株(145人)
みずほ  94,000株(88人)
SBI   94,000株(510人)
日興   31,300株(28人)
コスモ  15,700株(14人)
水戸   15,700株(0人)
岡三   15,700株(14人)
楽天   15,700株(145人)
計: 国内売出株式数合計:4,499,200株+OA:4,771,400株
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
 その他、2,000株を全国の金融商品取引業に委託販売
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