豆蔵デジタルホールディングス(202A)ipo目論見書

クラウド・デジタル・ロボティクス・製造業・教育ソリューション事業


(ブック・参加)(6)

企業のデジタル化によるクラウドシステムを一括で支援する
クラウドソリューションが事業の中心。
製造業向けにAI技術を用いてDX化を支援する事業なども手掛け
今後急成長が期待できる時流に合った事業内容。


しかしながら2020年、MBOで上場廃止した再上場銘柄となるためネガティブポイント。
市場放出額のうち99%は売出しで現金化していることも更にマイナスポイント。
この放出だけでは豆蔵をMBOした際の費用はまだ回収できていないため、
売出しで持ち株30%放出後の残りはかなりの売り圧力を維持したままで買い意欲は減退。


実績(連結:2023.3):PER 18.5倍程度、予想(連結:2024.3):PER 18倍程度(HP)。
予想(連結:2025.3):PER 15倍程度(HP)。
業績堅調で公開価格近辺なら中・長期投資に期待できそうだが
上記売り圧力はかなりの重荷。早期に売却をしてMBOの借入金返済にあてられるリスクも。
直近IPO同様に初値天井でジリ安の展開になると予想。


クラウドシステム系辺りが比較対象とされているため割安な印象。
DX関連銘柄と比べると割安顕著。


※意外にもブックビルディングは活況。完全抽選枠の当選は困難となり日興の窓口取引以外ははずれ。


継続保有も含めるとすべてロックアップ(180日)がかかっている。
その反面、ストックオプションは合計:538,500株。発行済株式総数の3.4%に相当。
すべてが権利行使可能期間。取締役メンバー中心に多量発行。


想定仮条件: 1,280円/仮条件:1,280円~1,330円(1,596円) 1,596円まで至る旺盛な需要なし
公開規模: 約 66億円(OA込)・時価総額: 約 205億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):32%
初値予想: 1,400円~1,700円
ホームページ:  https://www.mamezo-dhd.com/


====類似銘柄 PER====
日本ビジネス  33倍
ピー・ビーシス 16倍
NECネッツ  19倍
TIS     15倍
さくらインター 156倍
ODK     14倍


====各社割当株数(海外割当含む):OA・売出し株含む====
日興  2,888,500株(2,700人)
三菱   1,472,800株(1,400人)
モルガン  550,000株(0人)
大和    47,500株(44人)
みずほ   47,500株(44人)
野村    47,500株(44人)
香川    38,500株(0人)
SBI    11,300株(60人)
松井    11,300株(80人)
マネックス 11,300株(105人)
東海東京  11,300株(10人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
 その他、2,000株については全国の金融商品取引業に委託販売。
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