Chordia Therapeutics(190A)ipo目論見書

抗がん薬の研究開発を行う創薬バイオベンチャー


(ブック・不参加)(4)

RNA 制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発が中心。
パイプラインはすべてフェーズ1 止まりで上市は当分の間実現できない。
長い開発期間と多額の研究開発費が必要なため同業他社同様に増資が繰り返されそう。
バイオベンチャーにしては調達資金が少なめなところが魅力。
譲渡益は期待できないためSBIチャレンジポイントは使わないことが賢明。


実績(2023.8):PER 45倍程度、予想(2024.83):赤字(HP)。
コージンバイオが2日で公開価格を割れ一気に資金が去った
ことを背景に人気のないバイオベンチャー系への資金は集まりそうにない。
バイオベンチャー銘柄の地合いは悪く直近IPO同様に早期下げトレンド突入。下値を探る展開か。


ほぼすべてロックアップ(90日・180日)がかかっている。
発行済株式数の60.2%はVCが占めているため中・長期保有は危険。
売出しがないため早期売却が想定される。
ロックアップがあろうとも直近IPOは一部を除き一気に資金が去るためデイトレでも参加したくない。
金融庁が今年1月、IPO銘柄の株価を操作したとしてSBIに業務停止命令が出ていたことも影響して買いは集まらない。

※主幹事の当選確率は当方の統計で補欠当選含めて100%となり公開価格割れも視野に厳しい局面。
SBI主幹事でここまで当選容易な銘柄は極めて異例のケース。


ストックオプションは合計:7,807,000株。発行済株式総数の12.2%に相当。
その内、6,285,000株が権利行使可能期間でかなりのボリューム。
代表取締役1人と従業員中心に多量発行。


想定仮条件: 153円
公開規模: 約 16億円(OA込)・時価総額: 約 100億円。OA込株式流動性・浮動株(OR):16%
初値予想: 150円~160円
ホームページ:  https://www.chordiatherapeutics.com/


====類似銘柄 PER====
ステラファーマ -倍
ブライトパス  -倍
ソレイジア   -倍
オンコセラピ  -倍
オンコリス   -倍


====各社割当株数:OA・売出し株含む====
SBI 9,100,000株(43,000人)
野村   455,000株(430人)
みずほ  455,000株(430人)
あかつき 45,500株(0人)
コスモ  45,500株(30人)
岡三   45,500株(30人)
極東   45,500株(0人)
東洋   45,500株(0人)
広田   45,500株(0人)
松井   45,500株(300人)
丸三   45,500株(0人)
水戸   45,500株(0人)
楽天   45,500株(430人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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