ウイングアーク1st(4432)ipo目論見書

企業の情報活用を促進するソフトウェア・クラウドサービスの提供


(ブック・中立)(5)

主力商品は請求書や公的証明書など帳票関係の
ソフトウェア販売・クラウドサービス・保守を提供。
SVF 帳票市場(帳票運用製品)において市場シェアは67.3%(目論見書より)。


公募なし、売出しはすべてカーライル・グループが運営する投資ファンド。
もともとは、2010年、ジャスダックにIPOした旧1stホールディングス。
譲渡が繰り返されたエグジット案件。再上場銘柄の公開価格割れは濃厚。
しかし、業績は堅調なため大きく公開価格割れすることは想定しにくい。
複数社・複数株当選容易な銘柄。


実績:PER 11.5倍(連結:2020.2)、予想:PER 20倍(連結:2021.2)、
予想:PER 11倍程度(連結:2022.2)。仮条件はややディスカウントされた印象。
度重なる上場延期で公開規模は451億円から281億円、今回:182億円と大きく下げられた。


VCも含め全体の90%近くに90日のロックアップがかかっているため売りなし。
ストックオプションは合計:4,450,500株。発行済株式総数の14.3%を占める。
2022年、2月期までに権利行使可能な新株予約権は4,300,500株(2/18目論見書ベース)。
ほとんど権利行使可能期間でかなりのボリューム。
取締役メンバー中心に複数の従業員に幅広く割り当て。


想定仮条件: 1,490円
公開規模: 約182億円(OA込)・時価総額: 約465億円(新規調達込)。流動性・浮動株(OR):39%
初値予想: 1,500円~1,800円
ホームページ: https://www.wingarc.com/


====類似銘柄 PER====
SYS     14倍
ニーズウェル  15倍
キーウェア   13倍
ビジネスエンジ 14倍
ODK     18倍
大和コン    16倍
SRA     10倍


====割当(OA・売出し株含む)====
野村    6,614,700株(6,300人)
三菱    2,057,000株(1,960人)
モルガン  2,962,600株(0人)
みずほ   212,700株(200人)
日興    212,700株(200人)
大和    84,900株(121人)
SBI     42,600株(185人)
楽天    42,600株(405人)
※カッコ内はネット・窓口含めた完全抽選枠の当選人数概算
 複数株当選可能な証券会社もあるため当選人数は目安
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