米国株・よくある質問

--注意--
日本のIPOを専門に投資をしている方!!
アメリカのIPO投資は推奨しません!!
日本のIPOとは違い短期投資には不向きです。

   ★米国のIPOは中・長期投資で挑まなければリターンは期待できません。
   ★資金不足で複数のIPOが申し込みできなくなりますよ!!

2006年以降の米国IPOリスト更新はアクセスがないため終了しました。
最新のアメリカ新規上場銘柄の詳細はこちらのリンクからご確認ください。
マーケット・ウォッチ
http://www.marketwatch.com/tools/ipo-calendar
マーケットウォッチは、ダウ・ジョーンズグループの一つで
アメリカの金融ニュースとマーケット情報・分析を含む市場の最新情報を提供しています。

Q. 海外の特にイギリス、アメリカあたりのIPOに申し込みするには??
A. モルガン・メリルなどの主幹事の多い海外証券会社で口座開設してください。
私が10年前、日本の窓口へ開設に出向いたときのことですが口座開設は
「現金1億円以上預けてからの口座開設──」と言われ、赤っ恥をかいて撤収したことがあります。

米国のIPOは日本ほど初値は飛びません。
確かに日本のIPOはバブルのころと比べると魅力が薄れてきました。

例ではRed Hat(日本の類似銘柄はターボリナックス)が初値14ドルをつけて、
1日で90ドルになったように、上場後(セカンダリ)に魅力あると思います。

2004年の目玉、公募価格1株85ドル・初値100ドルをつけたgoogleは
現在値450-500$台まで上昇しています。
http://finance.yahoo.com/q?s=GOOG&fr=uh3_finance_web&uhb=uhb2
SBI証券や楽天証券でも米国株の扱いはありますが、
取り扱い銘柄数は業界トップクラスと自称していながら
米国株取り扱い銘柄は代表銘柄しか扱いありません。

直近アメリカIPO銘柄は取引しない。代表銘柄だけでいいという方はこちらで必要十分です。
NYSE・NASDAQ上場選定100銘柄などあります。

Q. あなたの紹介している米国IPO銘柄はアメリカのヤフーにも
ナスダックのホームページにも出ていませんよ。
http://biz.yahoo.com/ipo/
A. もし、正確な情報をお知りになりたいのなら米国の金融新聞をご覧ください。
ネットより新聞をお薦めします。当方のソースも新聞です。日本語版も出てます。ちよっと高いですけど。
大衆紙でスケジュールはご確認ください。

日本のヤフーは日本のIPOデータだけは迅速に表示されます。
ナスダック直近IPO紹介ページに関しても。
http://www.nasdaq.com/reference/ipos.stm
yahooは上場後に表記されるようです・・・

SEC(連邦政府機関)でIPOスケジュールや財務情報を確認するほうが詳細かつ正確です。
http://www.sec.gov/
リスクに関する重要項目資料もココに提出されていますので、IPOに限らず米国株で気になった銘柄は
購入前にこちらで確認しましょう。

上場後の個別銘柄の追跡調査は米国企業総合データベースで詳細をご確認ください。
翻訳されたアナリストレポートなど見ることができます。
http://www.us-marketatlas.com
翻訳されて公開される頃はもちろん先回りされてます。

Q. シンボルとはなんですか?
A. 銘柄名の()内はストックシンボル(ティッカーシンボル)

ストックシンボルとは日本で言う銘柄コードです。
米国株では、google(GOOG)というように表されます。
迅速に注文を出すために、銘柄コードを覚えると便利です。
もちろん、社名でも検索できるので暗記必須ではありません。
最近のNYSE上場の例では
CurrencyShares Japanese Yen Trust
Issue TypeはExchange-Traded Fund
Y=円なのでシンボルは(FXY)
直感的にわかるように工夫されています。
もし日本でこれを採用したら
三菱UFJフィナンシャルグループなら(三Uグ)でしょうか??
やはり日本語では数字表記が適当ですね ストックシンボルの文字数が3文字以下であれば、
ニューヨーク証券取引所<大規模企業>オークション方式
4文字以上であれば、ナスダック<世界最大新興企業向け株式市場>マーケットメイクとなります。


Q. 公募価格だけでなく、売買単位も記載してください。
1$上昇してもNY円1$=117円しか儲からないということですか?
A. 米国株の最低売買単位などありません。すべて1株単位です。

しかし、往復為替料金、仲介手数料を考えると
10株や1株で取引すると損をしてしまうのは 言うまでもありません。

通常日本のネット証券でも10株単位が基本ですが、
10株でも仲介手数料を考えると現実的ではありません。
米国のイートレドでも売買単位は買いが10株からです。売りは1株から。

米国の証券会社では100株から注文受付のところとかいろいろあります。

日本の証券会社ならば(店頭取引)
1株買うだけでも150万円程度米ドルに交換して、余裕を持って預ける必要があります。
呼び方はいろいろ・・・デボジット、プール、等々。

アメリカ株はストップ高もストップ安もないので、その分余裕を持っているのでしょう・・・

Q. ピンクシートとは
A. Pink Sheets LLCが運営する店頭市場で
財務内容に対する見方も甘く、日本の市場で例えるとグリーンシートあたりでしょうか・・・
ナスダックの厳しい上場基準に満たない場合、こちらに"鞍替え"ということになります。
ハイリスク市場です。上場基準や扱い銘柄の一覧はこちら
https://www.otcmarkets.com

同様にOTC:BBとは
(over the counter Bulletin Board)銘柄市場のことです。未公開株として定義されますが、
日本のグリーンシート同様に取引ができます。
Pinkと違いSECに財務諸表の提示が義務付けられています。

価格や詳細はこちらにてhttp://www.otcbb.com/
NASDAQの公開基準に満たない銘柄はPINKかOTCBBに転落ということになります。

ナスダックは日本の新興市場より厳しい上場維持の基準を持っているので、
度々転落する銘柄があります。
転落するとネットでの注文が出せなくなり、相対取引となる為かなり厄介です。

Q. NASDAQでIPOしたのに紹介されていないものがありますが・・・
A. ナスダックでは登録廃止になると、OTCBBやPINKで売買が継続されます。
再びNASDAQに戻ってくることもあります。

登録廃止やカムバック銘柄は一部省略しています。
世界1の新興市場マーケットなだけに、上場基準もその後の経営チエックも
世界一厳しいのです。

ITバブルのころは年間1000近くの銘柄が除外されたことがありました。
日本のように"日興だけは上場維持"などということは考えられません・・・。
また、amex等は紹介していません。現在はニーズがないため米国IPOの情報は配信していません。

Q. 米国系目論見書にある、マーケットキヤップとはどういう意味ですか?
A. Market Cap.マーケットキャップとは
Market capitalizationの略でその名の通り時価総額です。

計算式は株価×発行済株式数
その他、mil.など略語は良く使われますので、ゼロからはじめるとなると
英文会計の本を読むことを強くお勧めします。


Q. 米国株の出来高とか株価とか時々間違ってませんか?
A. 時間外ECN分は含めていません。リアルタイムでECNを見たい方は専用ツールをご利用ください。
ECNとは、コンピューターネットワークから株式を売買する
電子的な私設証券取引市場の総称です。

ナスダックも取引時間外でも売買ができます。私設相対取引システム。

日本にも以前パソコンを使ってこのECNによる取引ツールがありましたが、
最近は見かけなくなりました。

1億の注文でストップ高をつけてしまう、かつてのヘラクレスみたいな小さい市場とは大違いで、
世界最大の新興市場マーケットなだけに、このボリュームも大きく、
当方の使用しているE*TRADE(米国証券会社)でもこのECN分の区別ができません。

多少の誤差はご了承ください。
当面はブルームバーグの株価情報を使い公開します。
同様に日本のマーケットスピードなども、ロイターの情報をそのまま引っ張ってくるだけなので、
米国E*TRADEと出来高が大きく異なります。

これは、"テクニカル面でも誤差が生じる"ということを意味しています・・・。

Q. アメリカに上場する会社のIPO目論見書が探してもありません。
A. 取り扱い証券会社でも閲覧できますが、
SEC(連邦政府機関)でIPOスケジュールや財務情報を確認するほうが詳細かつ正確です。
SEC Filings & Forms(EDGAR)

リスクに関する重要項目の資料もココに提出されていますので、NASDAQやIPO銘柄に限らず、
米国株で気になった銘柄は購入前にこちらで確認しましょう。

■米国IPO・ワンポイントアドバイス■
--EDGARにFull-Text Search機能が追加--
アメリカに上場する株のIPO目論見書がどこにあるのか??

SEC(連邦政府機関)の届出書を見ることで確認できます。
当方のIPOスケジュールや財務情報もこちらが出所です。

提出義務なので必ずあります。
エドガー 検索ページ
http://www.sec.gov/edgar/searchedgar/companysearch.html

secの検索を使えば上場準備をしていることが
半年も前から把握することもできます。
半年も前では仮条件や調達資金は空欄ばかりです・・・


Q. 海外のIPOに申し込みを検討しています。
結局、経費とかトータルでいくらなんですか?

A. 日本では、なんでもかんでも無料にして客寄せする
というビジネスが主流ですが・・・、

海外の証券口座・銀行口座は有料が常識です。
年間3~5千円程度ですが・・・

大手は預け入れがある程度あれば無料のところもあります。
英国系の銀行は50万円程度
米国系は100万円程度を目安にしてください。

資金を右へ左へはしごすることがありますので、
経費を抑えたい方は最低でも50-100万円程度は円以外の通貨にして
寝かせる必要があります。

もちろん、「日本円」ではIPO申し込めません・・・。
毎回、日本の銀行に入金出金繰り返すわけには行かないので・・・

また、海外に送金する場合は、もちろん手数料がかかります。
面倒ですが、小切手で送金することも可能です。

当方はシティバンクを愛用していますが、手数料は新生が一番です。
新生は、大手都市銀手数料4000円~5000円の半額です。

シティバンクは残高100万円程度で送金手数料半額になります。

○簡単にネットで送金できる利便性を追求するならシティバンク。
○手数料重視なら新生銀行です。


Q. フィスコレポートによく出てくるロードショーとはなんですか?
A. 金曜ロードショーぐらいしか耳にすることはない言葉ですね。
機関投資家向けの上場前「会社説明会」です。
すべてネットで公開されているのは米国の話。
日本ではまだそういった環境は整っていません。
マーケットウォークやトレーダーズ・ウェブなどの専門家は
この内容や上場後の社長コメントも紹介してくれることがあります。
社長が説明する動画と説明会資料はここで閲覧できます(米国のみ)
http://www.retailroadshow.com
当方の書籍で米国のIPO用語や環境についても解説していますのでそちらもご覧ください。

☆米国株IPOは何を買っていいかわからない・・・

そんな方にはIPOファンドがあります。
名前の通りIPOに集中投資するファンドです。
この指数も参考にしてください。
IPOファンドの古株は、IPO Plus Aftermarket(シンボル:IPOSX)です。
30万程度から買えますが、アメリカやプエルトリコに販売ルートがあり、
海外口座をお持ちの方しか購入できません。推移を見るだけにしましょう。

米国直近IPOマーケットの地合いを見るためにも、
今後、アフターマーケットで参戦予定の方は
時々下記のサイトなどで値動きをチエックしてみてください。
モーニングスター
http://www.morningstar.com/etfs/ARCX/IPO/quote.html

--------------------------
DOWが上がると円安に
DOWが下がると円高に
--------------------------
これは単純明快なよく聞く常識ですが、
大手FX業者でもDOWや原油価格(WTI)のリアルタイムでの配信はしていません。

ほぼ連動しているこの指数の値動きに注視しながらFX取引をするのは常識だと思いますが
日本の業者はそうでもないようです。
当方は日本で50社近くの業者と取引していますがリアルタイムは1社もありません。
結果として海外の口座で取引をしています。

GMOクリック証券など世界の重要指数を一覧に並べて見ることができますが
これは終値だけです。意味がありません。

海外のFX口座を持っていれば見ることができますが、
見れないという方は是非マイクロソフトなどが提供するリアルタイムの推移を見ながら
取引した方が良いでしょう

日本でもウエブ検索にリアルタイムの提供サイトがひっかかりますが15分遅れ、CDF、ECNなど
間違った指数の紹介も多いので、米国サイトで検索してみてください。
大手、株ブローカーのトップページなどでは遅延のほとんどないものもあります。

*リアルタイムで見るためにはMSNにサインインする必要あり。
http://moneycentral.msn.com/detail/stock_quote?ipage=qdi&Symbol=%24INDU
*google finance(お薦め。ログイン不要)
http://finance.google.com/finance?q=INDEXDJX:.DJI *us-etrade
https://us.etrade.com/e/t/home

Q. 米国ナスダックIPOも日本のIPOみたいに儲かるの?
A. 米国のIPO株は絶対にお薦めしません。
現状では米国の証券会社に口座を開く必要もあり、
面倒ですが稀にグローバルオファー分は
大手証券会社でも扱いはあります。
しかし調達資金が巨大で日本ほど初値は飛ばない。

米国の場合はとんどが適正な公募価格。巨額の調達資金で、
新興企業向けの市場であっても、上場規模は日本とは桁違いのビッグサイズ・・・。

ナスダックは世界最大新興市場マーケットなだけに、
上場銘柄数は東証の2倍近くあり売買高は東証なみ。

大型であればあるほど値動きが重くて当然。
大型株の初値が飛ばない理由は日本と同じ・・・。
東証直接上場の大型株が初値2倍超えるなんて記憶にない・・・。

■2010年から2014年のIPO利回りパフォーマンス
https://www.fidelity.com/
■ナスダックIPOリスト
http://www.nasdaq.com/markets/ipos/ *Latest IPOs =最近IPOした銘柄
*Upcoming IPO =これからIPO
■■こちらのヤフーファイナンスのほうが公募価格と初値がわかりやすく見れます■■
http://biz.yahoo.com/ipo/

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