5.IPO公募株配分一覧表を見たことがあるか?5-3

 手数料貢献を押さえて、わずかな手数料貢献でプレミアIPOを入手したいならば
ハードルの低い中堅で駆引きすることは繰り返し推奨してきた。

「IPO配分リストの閲覧」はこの中堅での話。

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◆各支店別・配分傾向
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ブックビルディング株数の多い支店には多く配分される傾向があり、
申し込みが少ない支店には配分0が続くこともある。

だからといって単純に首都圏にある本店がいいとは限らない。
配分リストを閲覧してみれば分かることだが、都心部は配分が多い。
しかし申し込み数(顧客)も多く、競争も激しい。
当選確率を計算すると地方よりも困難なのが常識。

首都圏の窓口営業からよく聞く話では、いまだに完全抽選枠狙いで、
僻地からわざわざ本店(首都圏)に口座開設の申し込みに来る顧客が多いという。

これは逆効果。
郊外や地方の方がIPO参加者は格段に少ない。
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私がリストを閲覧し続けて出した結論だ。

もちろん、郊外といってもベットタウンなど首都圏へのアクセスが至便なところや
ターミナル駅近辺では中心地(本店)と大差ない。

ご存知の通り"IPO配分基本方針明確化"で各支店の配分株数も
この不公平を解消するため"一部完全抽選枠"については
全国の申し込みを本店で一括抽選するようになってきた。
重要なのは、それ以外(作為配分)の部分は配分リストを閲覧するとにより
どこの支店が当選しやすい(ライバルが少ない)かがわかること。

「IPO配分基本方針明確化」とは
詳細に各社完全抽選枠・配分優先基準まで明確に公開せよ。という証券業協会会員の指針。
●「公平な配分」
●「配分の基本方針の策定及び公表」
(平成1997年8月8日:理事会決議)

続けて、2007年11/21の追加、
証券業協会会員におけるブックビルディングのあり方に関する報告書を要約すると・・・
■公開価格は適正に決めるべし。
■名寄せを強化せよ!さらに各証券会社に渡って重複申し込みを排除すべし。
■ブックは各社前金制にすべし。

※日本証券業協会報告書より引用
http://www.jsda.or.jp/
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