5.IPO公募株配分一覧表を見たことがあるか?5-2

"より正確に自分がどこの証券会社(窓口)へ優先的に資金を分散して
申し込めば当選しやすいか"がわかる。
さらに、支店内におけるライバルの順位もわかるのでトップの優良顧客から
自分がどのあたりか現在のポジションを正確に把握することができる。

ここから公募配分後のリスト閲覧なのでリアルタイムに把握はできないが、
各店舗の割り当て傾向が把握できる。

「作為的な配分と完全抽選枠を確率から正確に計算して効率よく申し込みたい。」
という方にとっては喉から手が出るほど欲しい重要なリストだ。

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明確に機関投資家分、個人投資家分、ネット取引分と分けず、
状況に応じて一定割合の配分を、本社が随時決定するケースが多い。

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◆「コンコルドの誤り」を犯していないか。
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コンコルドの誤り(行動経済学)とは

かつてイギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機「コンコルド」が
完成しても利益が見込めないと判明したにもかかわらず
これまでの金銭的・精神的・時間的な投資や努力を惜しみ成功すると過信。
中止する決断ができなくなったこと。

つまり、言いたいことは実際には1度も配分されることのない窓口に
申し込みを続けていたり、大手に毎月数万円取引をひたすら繰り返していれば、
いつかはプレミアIPOを配分してくれると誤った考え方に陥らないで欲しい。
大手証券会社では毎月数万の取引をしただけでは、なにひとつ効果はない。
例え、資産家気取りで豪語していろいろ駆引きをしても、
大手でやっと配分してくれたのは数万程度しか利益の出ないIPOだけ。

大手は、それ相当の手数料貢献を覚悟しなければ入手は難しい。
わずかな手数料貢献を続けても手数料をどぶに捨てるのと同じ。

田舎でブックビルディング参加者がほとんどいないところでは
1年間まったく割り当てがないことが続くことも多い。

大々的にIPOの取り扱いを窓口で公言しておきながら
実際には一部地域の窓口に
まったく配分されていないことが続くことも多々ある。
これは大手ネット証券でも同じ。
おこぼれ幹事団の単元割り当ての株数でも、
IPO取り扱い中!!と誇大広告を展開する。

主幹事でも副幹事でもない場合は、
公募株全体のわずか数パーセントに過ぎないのだから
これは致し方ないかもしれない。

しかし、その間IPOのためにせっせと無駄な取引をして手数料貢献を
続けることだってある。

全ての窓口に同一比率で配分されているわけではないので
この点、注意して欲しい。
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「IPOを当ててくれたらたくさん取引します。(だからIPOください!!)」
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そんなトークを持ち出して当選してくれたのは数万の利益だけのIPO。

その後、執拗に勧誘してきたことは言うまでもないが、
数万の利益だけのIPO配分ではこちらとしてはありがたみがない。

その後、勧誘を全て断り取引せず放置した。
見込みのない顧客と思われたのだろうか、一切の勧誘は来なくなった。

大手はこの点強気でシビアだ。
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