17.2008年からIPOはもうからない?当選しても損するだけ??-1

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2008年からIPOはもうからない?当選しても損するだけ??

2008年、株式市場低迷。新興市場の指数が軒並み安値更新
IPOバブル崩壊。公募割れ続出!!
新興市場の相次ぐスピード倒産で信用不安。これからIPOはもうからない?

IPO低迷期では当選しても損するだけ!!
これからのIPO戦略──。海外IPOに逃避??
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2008年、米国市場ではサブプライム問題で金融市場が崩壊。
米国のIPOも見送りや中止が相次いだ。
もちろん中国・香港市場も同様にIPO市場は冷え切っていた。
すっかり海外でもIPO人気は去った。

そんな市場環境では日本でも当選容易。当選すれば確実に損をするという
ハイリスクノーリターン投資へと陥った。

IPO市場にまた2倍3倍と高値が付くことを期待するのならば
金融市場の信頼回復をひたすら待つしかなかった。
しかし、その後のリーマンショックにより市場はどん底に突き落とされる。

日本のIPOは公募価格が決まってから上場するまでに2週間程度のタイムラグがある。

この間に新興市場の急回復や米国株の急回復があれば
経験則からすると仮条件に大幅な割安感が感じられ上場日に大きな利益が期待できた。

米国のIPOは、この点日本と違い公募価格決定の翌日に上場するなど、
公募価格(公開価格)決定日から上場日までの期間が短い。そのため、
より全体市場と価格が乖離することなく相場全体の価格を反映すると言われている。

当時まだまだ、当面、アメリカ経済は回復しないという見方がほとんどで、
アメリカ頼みの日本経済はアメリカの復活がない限りIPO市場も期待できない。

ヘッジファンドやベンチャーキャピタルが大きなダメージを受けたこの金融パニック、

巨額の投機資金を集めたIPOにまたリスクマネーが
戻ってくるまでにはかなりの期間を要した。

IPOを海外に逃避した企業も一部あったが世界の市場が低迷している中
相次いで逃避するようなことはなく、多くが市場回復するまで延期することとなった。

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2008年、公募割れ続出!!
株式市場大暴落!公募割れ確実の銘柄が続々出現する中、
当選確実の余りもの、キャンセル銘柄・不人気銘柄、公募割れ確実銘柄の
引き受けは次回IPOで特別優先配分??

公募割れ確実銘柄の購入メリット。
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前代未聞!!100%当選するIPO
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2008年、米国発の金融パニックは底の見えない世界同時株安に陥り日本の株式市場も大暴落。
第二の世界恐慌のはじまりと叫ばれた。

世界のIPO市場も同様に低迷、上場見送りや公募割れが続出した。
日本も例外なく公募割れ、ブックビルディング参加者の激減。
新興市場から外国人投資家の資金が一斉に流出。
個人の投売りが続き市場は閑散とした。

2008年9月15日、アメリカのリーマンが事実上破綻。
この「リーマンショック」により、世界の株式市場はさらに大暴落。
為替市場も大打撃を受け、世界のIPO市場にも波及した。

2008年、10月~11月は申し込みをしたIPOが100%当選するという前代未聞の事態に陥った。

当然のことながら公募割れ続出、「IPOに当選すれば確実に損する!!」という
1年前の"IPOはぼろもうけ!!"の時代からは考えられないような
"ハイリスク・ノーリターン"の相場に逆転。
公募割れを回避するため上場中止(延期)が相次いだ。

そして、歴史は繰り返され、2020年4月、コロナショックで世界市場がパニックに陥った時は
同様の現象が発生した。
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