大クレームでIPOゲット?-2

こちらはルールを守り面倒な前金も納めているのだから気落ちすることはない。

ただし、クレームを言うということは対立関係を生むので
担当営業と良好な関係を築いている途上という方は、
穏やかなクレーム程度に抑えておきたい。

さて、IPO申し込みしたのに申し込まれていなかったという失念に対し
IPOをお詫びとして特別に配分してくれるのか??
──これはありえない。

それこそ、営業がお薦めした銘柄で大損したから
「IPOを損失補てん分として配分してくれ!!」などと口に出したらおしまい。

むちゃくちゃな一方的要求は不正行為にもなりかねない。
絶対に避けたい発言だ。

かつてタイミング悪く天井株をつかまされ、
1日で100万の含み損を抱えたことがあった。
その時点で、一切の取引を中止。
(頻繁に勧誘してくるお薦め銘柄の売買もすべて断った)

すると、その後タイミングよくプレミアIPOが連続当選した。
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営業はただ、一言・・・、
「本当に"運"がいいですね・・・」

これ以上のことはなにも言わない・・・
こちらもなにも聞かない・・・

IPOは初値売りで利益確定──。
その後、豪快に含み損を抱えた株を損切り。
元のように"アクティブトレーダー"に転向した・・・ということは言うまでもない。

このサイクルを"基本スタイル(IPO配分の法則)"になっている・・・
そんな個人投資家は著者の周辺に多数存在する。

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★IPO配分の法則
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 表向きではないが、アクティブな投資家が抱えている含み損を
IPO当選により相殺(損ぎり)して、取引をまた活発にさせる・・・。
そんな働きかけのためにIPOを配分してくれることは窓口では多々ある。

ただし、IPOの不正配分については営業と"露骨な会話"
がまかり通る世界だったのは15年以上前の話。

証券業界も法令順守の時代、露骨なIPO要求は絶対に避けたい。

しかし、現在でも暗黙の了解がどこの世界でもあることを
具体例を示さないまでも理解して欲しい。

証券会社ではすべて通話記録をとっているのでその他の取引、
IPO以外、通常取引における担当者の完全な発注ミスや
注文失念などに関しては保障してくれるケースがほとんど。
しかし、営業のブックビルディング申込み失念は絶対保証されない。

むしろ、当選するかもしれなかったIPOが申し込まれていなかったことに対する
"当選したかもしれない機会喪失"のほうが何倍も痛い(IPOは当選すると利益がデカイから)。

クレーム処理や販促用にIPO配分されることは現在でも横行している。
具体的な説明は避けたい。
中には失念を誘発するような行為や、ミスを意図的に誘導し
つけこむような行為も見られるので・・・。

度重なる営業の失念に対し抗議することによって
IPOが以前より当選するようになったという方は多い。

特別なことではなく、
ただ"完全抽選枠"に正確に参加できるようになっただけだからかもしれない・・・。

お詫びのつもりだろうか、図書カードみたいなものが送られてきたことがあるが
ありがたくもない。

基本的な対応は2度3度失念が続いても謝罪以外なにもない。
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"次回は優先配分"などまったく期待しないで欲しい。

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