13.ブックビルディングの前金(申込金)は必要?不要?-1
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ブックビルディングの前金(申込金)は必要?不要?
前金ルールはあってないようなもの。
前金必要な支店取引で前金不要にするコツ。
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資金の少ない投資家にとって、
前金拘束は重要な要素で当落を大きく左右する。
各支店ごとにこの前金制度は大きく異なりかなりアバウト。
A支店では前金が満額必要なのに、
B支店では0円でも申し込み上限まで申し込みできる。
・・・こんな不公平は全国どこにでもある。
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IPOを申し込む際は、前金(申込金)が必要だ。
幹事が多く上場が集中する場合は、
資金不足になってしまうことが多々ある。
IPOラッシュ時は、数百万円ないと全証券会社に
申し込みができないことも、毎年数回ある。
当選確率を上げるためには"くじ運"も重要な要素。
すべての幹事、すべての委託幹事団に申し込みをすれば少しでも
当選確率を上げることができる。
この前金を少しでも押さえたいと願うIPO投資家は多い。
IPO申し込みの際は、
「他証券会社に申し込みをしていないか?」と、
口頭で確認する証券会社があるが、まだ、全証券会社にわたって申し込み人物を
特定するというシステムは存在しない。
●同一証券会社でネットと店舗両方申し込みをしていないか?
●同一証券会社で同居の家族は申し込みをしていないか?
という程度の検索レベルで、他社の申し込みまでは分からないのが実状。
(同一証券会社で同居家族でもIPOを申し込める場合もある)
すべての幹事団に申し込むということは
複数プレミアIPOを入手できることもまれにある。
申し込みは「各証券会社において1箇所のみ」というルールは
社内ルール程度なのでもちろん罰則はない。
自己申告レベル。
「正直者は損をする?得をする?」
そんな寓話と同じ。
ただし、特定の顧客を優遇(損失補填)することは法律で禁止されているので
当選権利を確保するために"露骨"な行動は避けたい・・・・。
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