10.『引越しによるIPO当選術』-4

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「定例・お得意様巡り」の帰り道に、役職ある人物が自宅に来るには
「各自の担当営業」との良好な関係を保っていることが重要。
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冷やかし程度の訪問だろうが大切だ。
この訪問が特に重要で今後のIPO当選を大きく左右する。

1度当選してその後、IPO取引以外の付き合いがなければ
1発勝負で終わり。

 現状では、ほとんどの人が

○2倍も値が飛んだIPOを当選。
↓ ○初値で売却。
↓ ○当日、全額出金指示。
↓ ○その後はひたすら、IPOだけの申し込みのみ・・・・
↓ +10%程度のlowクラスIPOのみ、年1・2回当選配分。

これでおしまい。
(強運な人はわずかな完全抽選枠のプレミアIPOが当選するかも)

・・・これでは、支店長が来るようなレベルには達しない。
継続的な取引と見込み客である雰囲気がなければならない。

いかにして"見込み客を演じる"ことができるかがIPOの配分を得る最大のポイントだ。
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支店長が自宅に挨拶に来て
プレミアIPOが当選しなかったことは著者の経験では1度もない。
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もちろん、支店長が数百万程度の日計り取引の顧客にわざわざ足を運ぶことはない。
クレームで呼びつけるようなことも絶対避けたいところ。

支店長が挨拶に来るのは外回りの帰りついでに寄る程度だろうが、
このお得意様訪問の帰路に立地しているかというのも重要になってくる。

それこそ、一方通行が多く、路駐もできないようなごみごみした場所、
かつスラム街のようなところでは、容易に足を運んではくれない。

至便なメインの国道から路地ひとつ入ったようなところや駅前がベスト。


(参考)
著者の集めたデータでは中堅は月/30万円程度、
大手は月/50万円以上の手数料貢献を継続して
はじめて担当者や役職ある人が挨拶に来てくれるレベルに達するように感じられる。
これはアバウトな金額、預け入れ額(資産)にも影響するので参考程度。


いままで紹介してきたノウハウ・・・
などを織り交ぜると手数料貢献する価格をさらに下げることができる・・・・

手数料は現物取引だけに限った話ではない。様々な金融商品がある。
投信購入にしてもIPOの資金が長期間拘束されてしまうため
長期間資金が拘束される金融商品を売買して貢献よることはお薦めしない。

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◆手数料貢献は多ければ多いほど・・・
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 特に2008年のように市場低迷、全体相場が閑散として営業が暇を持てあましている時期は
この手数料貢献のハードル(金額)は下がる。
こういう営業が暇な時期に取引を頻繁にすると目立つのでお薦めしたい。

営業の業務が暇な時期は、ふらふらあいさつ回りに来たりする事も多い。

 著者は足利銀行破綻で市場環境悪化、取引が閑散としていた時期に頻繁に取引をして
営業との人間関係を築いた。
その結果、IPOバブルまで多くのIPOを入手することに成功した。

あの頃は店舗に行っても、閑古鳥が鳴いていた・・・。
しかし、その後の上昇相場では、大病院の待合室かのごとく高齢者であふれ返っていた。

当然のことながら店舗での、取引が活発になれば著者の存在も薄れライバルも増大。
IPO入手は日に日に困難になった。

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◆住所ブランド
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私が拠点にしている麻布。(ポストのある貸倉庫)

隣の六本木は交差点をまたいだだけで家賃もぐ~んとアップする。

六本木ブランドが理由であることは言うまでもない。
この"住所ブランド"の差はまったくと言っていいほどない。

いかに店舗とお得意様の帰りついでに立ち寄れる
至便な立地条件であるかということが重要なポイントであり、

六本木であろうとも足立区あたりの下町であっても大差ない。

ただし、できれば"新築"でこぎれいな住居をえらぶことは必須。
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同じ新築マンションでも六本木で借りるよりも、
下町で借りたほうが同じ予算でもずっとグレードがアップする。

いかに見栄えが良いかが重要なので、同じ予算なら下町の新築を選ぶべきだ。

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◆無職はツライ
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 昨今の時代背景から当然のように家賃滞納や踏み倒しが多くなり、
家賃保障会社との契約を絶対条件とする不動産屋も多くなってきた。

日に日に入居は困難になり、年々引越し経費の負担が増加しているのが現状。

敷金は家賃の半年分以上の支払いを要求されたり、家賃保証会社の負担も重い・・・。

個人投資家でサラリーマン以上の収入があっても、
今の社会では無職同様の扱いであることは言うまでもない。

株の譲渡益証明書など無職証明書同然だ。
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◆引越しノウハウの課題
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IPO投資による利益が100万・200万当たり前という時代から、
証券業協会のうるさい是正勧告・・・。
度重なる法改正により投機的な魅力はなくなりつつある。

初値が正常化しつつある現在のIPO市場では
当時ほど引越しの経費を差し引いた粗利は低くなった。

むしろ、マイナスが出る傾向になっいる。

この引越しノウハウは
「新築」、「至便な立地条件」を前提条件としているので
家賃を押さえることはできない。新築なので入居審査も厳しい。

これからこの引越しノウハウを試して見たいという方は、
望めるリターンと経費を十分検討してからチャレンジして欲しい。

遠方の引越しが難しいというならば、支店変更だけでも効果は高い。
現在の担当営業に問題があるという方は変更したほうが良い。
間違いなくIPOを申し込んでも完全抽選枠にすら入れない
いい加減な営業も多いから。

ただし、完全抽選枠狙いでは本社で一括抽選の証券会社が多く意味がない。
変更するまでもないだろう。
三菱証券の場合、[完全抽選枠]はどの支店から窓口に申し込みをしても
ネットから申し込みをしても、同じザルの中での抽選となる。

みずほ、野村、大和の大手ではネットのみが[完全抽選枠]に割り当て
窓口取引の作為的配分と完全に棲み分けがされている。

こういう配分方針の証券会社において、引越ししてまでの支店変更はまったく無意味だ。

しかし、中堅では支店ごとに抽選を行っているところもある。
この場合は効果が非常に高い。
配分のまったくない支店もある・・・。

各支店の配分株数が表記された全国配分明細リストを入手するには・・・。
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申し込み人数や、機関投資家配分株数などが詳細に記載されたものだ。

このリストには各支店ごとの配分株数の詳細(申し込み人数)の記載もあり、
どこの支店が当選しやすいか──。ということも参考になる。

基本的に、ブックビルディングの申し込み額と人数が多い支店には多く配分され
少ないところには割り当てが少ないなど機械的に調整される。
"申し込み株数の少ない支店"には配分がないことが続くことも珍しくない。

ネットへの[完全抽選枠分]の配分株数や各支店への配分株数が正確に把握できる
ことから、当選確率を計算するうえではたいへん貴重なリストだ。
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